高橋由圭

登りが強くなれば、得意の平地ももっと強くなれる

今年3月の千葉市マナーアップフェスタで、クイズ大会に参加した子供と話す高橋

普段は工業大学で建築を学ぶ大学生。4月から2年生になった。大学までは自転車と電車を乗り継いで片道1時間半をかけて通学している。最近は「理系女子」が増えたとは言え、まだまだ少ないそう。

「女子は全体の5%しかいないんです。建築ってまだ多い方なんですけど・・・。だから、同じ学部の女子はみんな知り合いみたいな感じです」

学んでいる内容はまだ基礎的な事が多く、専門的な事はこれからと言う。将来は建築系の仕事に?と聞くと、ちょっと考えて、

「うーん、そうなのかな?って・・・まだはっきりとした将来像を描けてないんですよね・・・」

と言って、「実は、薬剤師になりたかったんです・・・」と付け加えた。

学業の合間には、スイミングスクールでインストラクターのアルバイトをしている。小さい子に水泳を教えているので、子供を相手にするのは慣れている。先日の千葉市のイベント(自転車マナーアップフェスタ)では、クイズ大会に参加した子供達とハイタッチするなどして、盛り上げに一役買った。

「さいたま市のサイクルフェスタの時もそうでしたけど、イベントは面白いですね。どういう人達が自転車に興味があるのかってのがわかるので。イベントレースにも出てみたいです」

今年の課題は、登りに強くなる事(写真は2014年チャレンジロード)

RGJ1年生であり、自転車競技1年生でもある高橋。今後の目標はヒルクライムに挑戦する事を挙げる。

「全日本とか、ジャパンカップとか、大きなレースには出てみたいとは思うけど、やっぱりまだ登りが苦手なんで全然ダメだと思うんです。平地と下りはそこそこ走れると思っているので、登りが強くなれれば平地ももっと強くなれるんじゃないかなって思ってます。まだまだレースの事を知らないので、小さいレースから徐々にやって、経験を積んでいきたいです」

(おわり)

インタビュー日時:2014年3月23日

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