チーム活動:Team action

1.日本女子選手の層を厚くするしくみを作ること
現在、世界的に優秀な日本女子選手が1名、それに続く選手が2名か3名という状態になっています。さらに2009年を最後に 、日本女子自転車選手が、自転車レースが盛んな欧州などUCI公認チームに所属している選手は1名もおりません(多い時で2006年ごろ3名の日本女子選手が 欧州のUCI公認チームに所属していました)。
一方で、日本国内では女子自転車ロードレースは多く開催されておりますが、国際トップレベルのレースに見合う距離やスタート人数など、条件が揃っていない状況であります。そのため、年1回か2回の海外レースで雰囲気とスタート人数、距離などで圧倒されて戦う前に終わってしまうケースも多いようです。
Ready Go JAPANチームでは、今までの事務局の海外遠征・派遣経験を通して、ロードレース環境が整った国への派遣とレース出場を実施します。さらに、その国の自転車文化を学び地元選手たちとの交流を深め、自身の自転車経験を積ませます。 
さらに、海外UCI公認レースをこなせる強化・育成のため弊チームでは「正選手(レギュラー)」と「サテライト選手」の2段構造とし、強くなることで、段階的に国内イベントレースから上の国内メジャーレース、そして全日本選手権レースを経て、海外UCI公認レースの段階を踏み(WE1-2・2-2からWE1-4・2-1へ)、世界選手権レースと五輪レースのトップを狙える選手と目指せるような活動の連動をおこないます。 
この明確な世界トップに進む目標作りにより、底辺を拡大し、将来有望な女子選手の発掘を可能にします。なお弊チームでは自転車選手はもちろんのこと、自転車以外のスポーツ競技経験者の競技転向者も多く受け入れております。 
2.強化の仕組みを作ること
女子選手は所属するクラブチームの中に1名か2名のみという状況が多いため、他の所属男子選手と練習することとなり、自分のスキルに合う男子選手でないと、練習などで取り残され女子同士の仲間も作りづらい実情があります。男子チームの中に抱え込まれてしまい、外(他チームや他女子選手)との交流がしづらい状況を多く見かけます。これを女子選手のみ所属のチームを形成することにより、女子選手向けの独自コーチング・システムを構築します。 
そのため、正選手(レギュラー)には高いスキルを持った選手用の負荷の高いスペシャルなプログラムを与えます。そして正選手としてチーム所属を目指す、サテライト選手(主にジュニアもしくはジュニア年齢以前の若い女子選手)には、成長期の身体のバランスを崩さないことを留意した、育成重視のコーチング・プログラムにより、将来に備えてアスリートとして意識の高く、強化に耐えられる選手を目指します。 
何よりも、Ready Go JAPANプロジェクトのチーム選手たちは、ただ勝つのみでなく「心・技・体」すべてを強化していきます。そして自転車を通してトップを目指す過程により人間として素晴らしい人物に成長するような環境作りを活動を通じて整えていきます。 

チームの社会貢献:Team social action program

1.各種提携団体含めたマナー・ルール啓蒙社会活動
◇ドライバーおよび歩行者との共存をしていく上での、自転車は「クルマ」であるという意識を社会に広げます。
◇レース自転車も一般自転車も走行についての基本ルールは同じであることを啓蒙いたします。
2.一般的な自転車利用環境を考えるなどの活動
◇サイクルトレインなどの自転車と既存の交通網との共存・活用の有効性の高いモデルプラン実施のお手伝いをおこないます。
◇自転車の活用による身近な健康増進方法の普及活動をとおして、社会貢献を推進し、健全な一般社会を作ります。

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