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インクルーシブ自転車レースの要旨

インクルーシブって何語?意味は?

photo インクルーシブは「含む」「包み込む」という意味を持つ英語「inclusive」が基となっており、誰も排除されず自然に参加しやすい状態や状況を指します。

そのため「特別扱い」という意味ではなく、全員が参加しやすい環境づくりのことであり「特定の人を優遇する」という意味でもありません。環境や制度、仕組みを整えることで、誰もが自然に参加できる状態をつくることが本質です。

 

インクルーシブって何か上手く言い換えられない?

photo ただ、いきなりインクルーシブというと判りづらいので、そのまま使うよりも、やさしい表現のほうが伝わりやすいかもしれません。
例えば「誰でも参加できる、皆に開かれた」「誰も排除しない、一緒に取り組める」というように、相手の理解を優先することを伝える言い方だと判りやすいようです。

このようにインクルーシブとは年齢、性別、障がい、国籍などに関係なく、様々な人が自然に参加できている「状態」を表しているのです。

 

多様性とは違うの?

photo 最近、よく言われている「多様性」=ダイバーシティとは、年齢、性別、障がい、国籍など、様々な違いが存在する「状態」を指します。組織や社会の中に「多様な人がいる」という事実を示す言葉になります。

また多様性を認め受け入れて、その違いを活かして具体的な行動や仕組みを示す「インクルージョン」という言葉もあります。

上記の多様性という「状態=ダイバーシティ」を活かす「行動=インクルージョン」をおこなった結果としての「参加しやすい状況」がインクルーシブとなります。この3つの単語は同じ文脈で語られることが多く、組織や教育の分野では特に重要視されています。

 

インクルーシブを実践するには?

photo インクルーシブは個人の心がけだけでは成り立つことが出来ません。組織や学校など、仕組みの面で参加しやすさを考えて、更に支えることが大切です。制度面での整備は「参加しやすい状況」であるインクルーシブな状態を長く続けるための大事な基礎であり土台となります。

またインクルーシブな行動は、身近なところから始めることができます。
例えば:お互いの違いを尊重する態度を示す(相手の意見を最後まで聞く、など)
困っている人に率先して声をかける、手助けする

こうした行動が積み重なることで「誰でも参加しやすい空気」が自然と生まれます。そして最近は、地域社会においてもインクルーシブな考え方が広がっています。

 

私たちが目指すインクルーシブ自転車レースとは?

photo インクルーシブ自転車レースは、国際都市である千葉県成田市から発足し、開催地元の住民の方々を中心に「誰でも参加できる、皆に開かれた」レースイベントを企画し実施しています。

インクルーシブの本質は「誰も排除されず、自然に参加できる状態」であります。そんな「皆が参加しやすい環境作り」に繋がる自転車レースを目指して、これからも運営してまいります。

 

今大会のシンボルアスリート:杉浦 佳子選手のご紹介

杉浦 佳子(すぎうら けいこ):略歴

昭和45(1970)年12月26日・静岡県掛川市出身
競技名:パラサイクリング WC3クラス(機能障害)
種目名:ロード(タイムトライアル、ロードレース)、トラック(3000mIP、1kmTT)
所属:総合メディカル/TEAM EMMA Cycling

1995年:北里大学薬学部卒業後、薬剤師免許取得
2013年:スポーツファーマシスト資格取得
2016年:45歳のときに出場したロードレース大会でレース中に転倒、クモ膜下出血等により高次脳機能障害が残るが厳しいリハビリに臨む
2017年:パラサイクリング世界選手権(WC3タイムトライアル)にて金メダルを獲得
その後も同大会にて4年連続でメダルを獲得する
2021年:パラサイクリング・ロード・ワールドカップ (WC3タイムトライアル)にて銅メダル獲得
東京2020パラリンピック WC1-3 ロードタイムトライアル、同ロードレースで金メダルを獲得
更に、パリ2024パラリンピック WC1-3 ロードレースで金メダルを獲得
日本選手のパラリンピックでの金メダル獲得の最年長記録も更新した。
2025年:全日本選手権自転車競技大会-トラック・パラサイクリング1kmタイムトライアルWC3優勝とともに、このクラスでの世界新記録を樹立した。


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